

- 2025年10月20日
結核性視交叉性くも膜炎:抗結核薬に対する逆説的反応(paradoxical response)です
29歳男性。1週間前から頭痛と目のかすみを訴え救急外来受診。 6週間前に胃腸結核の診断を受け、抗結核薬を開始していた。 来院時身体所見とすると、後部硬直を認め、…
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重症の火傷でICUに入出となった80歳女性。 住宅火災から救出され、体表面積の55%に2~3度熱傷を認めた。 採血ではPLT 93万(正常15~40万)、Hb …
生後1か月の男児。閉塞性尿路疾患の管理のため三次救急へ搬送。 身体所見としては、腹部膨満、臍ヘルニア(ヘルニア先から尿が出ていた)、下腹部の発疹を認めた。 肺葉…
心血管リスクがある関節リウマチ患者さんにはどのような薬がよいのか、エビデンスがあります。医師としてはもともと関節リウマチがあるだけで心血管リスクが高まるので注意…
関節リウマチ患者さんには間質性肺炎が高頻度に合併するため、最初にレントゲンを撮影し、間質性肺炎がないかを確認します。間質性肺炎がある場合、注意が必要な薬がありま…
関節リウマチが進行すると骨変形が進み、手指が変形していきます。手指の変形の原因は骨びらんが進行することです。その骨びらんの進行を抑制できる薬剤がプラリアです。関…
生物製剤を使用してもなかなか関節リウマチが良くならない患者さんがいます。そのような場合、どのように対応すればよいのかのエビデンスです。違うクラスの製剤にスイッチ…
どのワクチンを打ってよいかは専門医に確認した方が無難です。 医師がどのように判断しているか、その根拠を共有しておきます。 ■インフルエンザワクチン(不活化ワクチ…
肺癌に対し放射線療法施行していると、放射線肺臓炎を合併することが多いです。このような場合分かりやすい気胸にならず、肺の下部しか気胸にならないパターンがあります。…
LCNEC(大細胞型肺がん)が原因で気道狭窄が起きている場合、胸部レントゲン写真(X-p)では、狭窄を起こしている気道に接して腫瘍が映り込み、気道が細くなってい…