- 2026年2月5日
髄外病変を有する多発性骨髄腫に対する Talquetamab とTeclistamab の併用療法RedirecTT-1 試験: 第 1b/2 相試験結果報告
治療が極めて困難な真性髄外腫瘍を伴う再発・難治性多発性骨髄腫に対し、タルケタマブとテクリスタマブという2つの特異的抗体を用いた併用療法の有効性を検証した第2相臨床試験の結果です。骨髄外の軟部組織に病変が広がるこの病態は、従来の治療に抵抗性を示し予後が非常に悪いとされてきましたが、本試験では79%という高い客観的奏効率を記録し、病勢を抑える強力な効果が示されました。一方で、治療に関連する副作用として感染症や口腔内症状、サイトカイン放出症候群などが高頻度で確認されており、生存期間の延長と安全な副作用管理の両立が今後の重要な課題となります。GPRC5DとBCMAの2つの抗原を同時に標的とする戦略が、難治性の骨髄腫患者にとって極めて有望な治療選択肢になり得ることを提示している論文です。















柏五味歯科内科リウマチクリニック
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