• 2026年1月5日

心電図の読み方15 右脚ブロック+前壁側壁梗塞症例(V2、V3、V5、V6 ST上昇)

70歳男性、胸痛。

所見:

Wide QRSのV1所見から右脚ブロックであることが分かる。

V5、V6でST上昇あり。Ⅰは上昇なし。

高位側壁のSTEMIとして循環器Callしてよい症例。

即座に判断できない場合は採血しながらUCGすぐ施行し、側壁の確認を行って循環器内科Callすればよい。

(UCGですべて見なくてもピンポイントで見たい場所さえ絞れていれば「その部位のみ」自分で動きがおかしいかどうか見ればよい→おかしければ即循環器内科Call、Callしながら技師による心エコー施行でOK)

よく見ると、V2、V3もWide QRSが上向きならT波は下を向いているはずだが、上を向いている所見からすると前壁の虚血もありうるな、と考えられる。前壁側壁梗塞を考えておく(このときにどの冠動脈がどのようにやられたらこういう心電図になりうるのかイメージしておくことも大事。あとで循環器の動画やカルテを確認して合っていたかどうか確認すると臨床力が伸びる)

柏五味歯科内科リウマチクリニック

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