- 2026年2月10日
性感染症(STI)の最新トレンドと戦略
近年、国内では梅毒の急増が顕著であり、2021年に導入された持続性ペニシリン筋注製剤が治療の主軸となっています。梅毒はHIVとの重複感染も多いため同時検査が強く推奨され、診断後7日以内の全例届出が義務付けられています。
クラミジアや淋菌の診断には、高感度な核酸増幅法(PCR法等)パートナーへの同時検査・治療の勧奨も、現代のSTI管理における必須の戦略です。
性器ヘルペスにおいては、生活の質(QOL)改善を目的とした再発抑制療法のほか、初期症状自覚時に患者判断で服用を開始する「早期短期治療(PIT)」が普及しています。
尖圭コンジローマでは、イミキモドクリーム等の外用薬に加え、「HPVワクチン(4価・9価)」による予防が最新戦略の要です。特に9価ワクチンは、原因となる6・11型に加え、子宮頸がんリスクの高い52・58型等もカバーし、約90%の予防効果が期待されています。
最新のSTI対策は「高感度診断」「新薬による確実な治療」「ワクチンによる予防」「パートナー管理」を組み合わせた包括的アプローチが主流となっています








柏五味歯科内科リウマチクリニック
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