• 2026年2月12日

日本紅斑熱の症例:発疹、発熱(39℃台)、悪寒、筋肉痛、倦怠感と刺し口が重要。PCRで確定診断。

66歳女性。特記すべき既往なし。

5日前から発疹、発熱(39℃台)、悪寒、筋肉痛、倦怠感が出現し内科受診となった。

日本在住で、症状が出る1週間前に右足首をダニに刺されていた。

発疹は当初は斑状丘疹状であったが、腕と足に突然発症し、体幹にも及ぶ点状病変に進行した。

身体所見としては胴体、腕、脚、手のひら、足の裏に点状発疹があり、右足首の内側に痂皮が見られた。

採血所見では炎症反応上昇、PLT 5.6万(参照範囲 15.8~34.8万)、AST 98(参照範囲 10~42)、ALT 165(参照範囲 13~30)と肝障害を認めた。

痂皮の生検標本のPCRではリケッチア・ジャポニカが検出された。

「日本紅斑熱」と診断された。

2週間のMINOが投与され、症状は消失した。

N Engl J Med 2022; 387:451

DOI: 10.1056/NEJMicm2119475

柏五味歯科内科リウマチクリニック

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