• 2026年3月5日

GALFLU試験:高齢者に高用量インフルエンザワクチンが有用を示した根拠論文

スペインのガリシア州で行われたGALFLU試験は、65〜79歳の地域居住成人を対象に、高用量インフルエンザワクチンの有効性を標準用量と比較検証した大規模な臨床試験です。高用量ワクチンは、標準の4倍の抗原量(各株60μg)を含んでいます。

2つのインフルエンザシーズンにわたり計103,169名の参加者が登録され、高用量群と標準用量群で比較検討されました。主要評価項目である「インフルエンザまたは肺炎による入院」の絶対リスクは、高用量群で0.26%、標準用量群で0.34%であり、相対的ワクチン有効性は23.7%でした。また、インフルエンザによる入院に限定すると31.8%のリスク低減が示され、心肺疾患による入院も8.4%減少しました。安全性については、両群で重篤な有害事象の発生率は同程度であることが確認されています。

結論として、65〜79歳の成人において、高用量ワクチンは標準用量と比較してインフルエンザや肺炎による入院を減らす効果があることが示唆されました。この結果は先行研究や他国の試験結果とも整合しており、高齢者保護における高用量ワクチンの有用性を強く支持しています。

柏五味歯科内科リウマチクリニック

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