• 2026年3月21日

重度の高TG血症による「発疹性黄色腫」:TG 10650。

27歳男性。肥満あり。

1週間前から背中、腕、手に痒みの伴わない発疹が出現しだし、皮膚科を受診した。

嗜好歴としてアルコール多飲あり。

家族歴は脂質異常症や血管疾患、膵炎などは認めず。

身体所見としてはサイン在するピンク色の丘疹が背中上部と上腕伸側表面(A)や手背(B)に存在していた。

空腹時の血液サンプルは著しく脂肪血清だった。

TG 10650 mg/dl(基準値<151)、T-chol 1102 mg/dl(基準値<201mg/dl)であった。

重度の高TG血症による「発疹性黄色腫」と診断された。

内科に紹介され、禁酒、運動、低脂肪食、フェノフィブラートによる治療が開始された。

1か月後のフォローでは皮膚病変は軽減した。

N Engl J Med 2022; 386:e58

DOI: 10.1056/NEJMicm2112562

柏五味歯科内科リウマチクリニック

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