- 2026年4月17日
リウマチと骨の関係:なぜ「骨粗鬆症の薬(プラリア🄬)」を使うのか?
関節リウマチで治療を受けていると「プラリアという骨粗鬆症の薬を使いましょう」と言われて、
「え?骨の薬なのに、なぜリウマチに?」と疑問に思う方はとても多いです。
実はこれ、とても理にかなった治療です。
【リウマチは「関節の炎症」だけではありません】

リウマチでは
- 炎症が起きる
- 関節が腫れる
- 痛みが出る
だけでなく骨が少しずつ壊れていく(骨破壊)という特徴があります。
【骨が壊れる仕組み】

体の中には
- 骨を作る細胞
- 骨を壊す細胞(破骨細胞)
がバランスをとっています。しかしリウマチでは骨を壊す力が強くなってしまうため、
- 関節の変形
- 機能の低下
につながってしまいます。
【プラリア🄬は何をしているのか?】

プラリアは骨を壊す細胞の働きを抑える薬です。つまり
- 骨が壊れるスピードを抑える
- 関節のダメージを減らす
という役割があります。
【なぜリウマチで使うの?】
ここが一番大事です。リウマチ=炎症+骨破壊の病気なので
- 炎症を抑える薬(MTXや生物製剤)
- 骨破壊を抑える薬(プラリア)
両方を組み合わせることで、よりしっかり守るという考え方になります。
【実際のイメージ】
👉ここに挟む(図:炎症+骨破壊のダブル対策)
- 炎症だけ抑える → 痛みは良くなるが骨は進行する可能性
- 骨だけ守る → 炎症は残る
両方やることで「将来の関節」を守る。
【よくある質問】
Q. 骨粗鬆症じゃなくても使うの?
はい、使うことがあります。理由は
「骨折予防」ではなく「関節破壊予防」目的だからです。
Q. ずっと使う必要がありますか?
患者さんの状態によって変わります
- 病気の活動性
- 骨の状態
- 他の治療
を見ながら調整します。
【まとめ】
✔ リウマチでは骨が壊れる
✔ プラリアは骨破壊を抑える薬
✔ 炎症治療と組み合わせることで効果的
「将来の関節を守るための治療」です。
【当院の方針】
柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、治療をただ行うのではなく「なぜこの薬を使うのか」まで丁寧に説明することを大切にしています。
- この薬の意味がよく分からない
- 本当に必要なのか不安
- 他の選択肢はあるのか知りたい
このような方は、ぜひ一度ご相談ください。
柏市・我孫子市周辺で関節の痛みやリウマチでお悩みの方へ。
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