- 2026年5月2日
60歳からの急な関節痛は「高齢発症関節リウマチ(EORA)」かも?特徴と安全な治療の進め方【柏・我孫子のリウマチ専門医解説】
「60歳を過ぎてから、突然肩や膝が腫れて動かせなくなった……」そんな症状は、高齢発症関節リウマチ(EORA)かもしれません。EORAは60歳以降に発症するリウマチで、30〜50代で発症する一般的なタイプとは異なる特徴を持っています。
大きな特徴は、手足の小さな関節よりも、膝、肩、股関節などの大きな関節に、急激な痛みや腫れが生じやすい点です。また、男性の比率が比較的高く、血液検査で「リウマチ因子」などが陰性でも、強い炎症反応が出ることがあります。このように典型的なリウマチ像と異なるため、診断には専門医による慎重な見極めが必要です。
治療においては、まず炎症を速やかに抑えるためにステロイド(PSL)を短期間併用することが有効です。ただし、高齢の方は副作用のリスクが高いため、漫然と使い続けず、2年以内を目安に離脱を目指すことが一つの目標となります。
リウマチ治療の柱であるメトトレキサート(MTX)も、EORAの患者さんにおいて高い有効性が示されています。MTXを使用することで治療を長く継続できる可能性が高まりますが、加齢とともに重篤な感染症リスクも上昇します。そのため、当院では患者様お一人おひとりの体力や持病(合併症)に合わせ、治療の強度を細かく調整する「さじ加減」を大切にしています。
柏・我孫子エリアで、高齢になってからの急な関節の痛みにお困りの方は、リウマチの専門的な知見に基づき、安全性を最優先した治療を共に進めていきましょう。












最後に、柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、最新のエビデンスに基づき、症状の背景にある「体の仕組み」まで丁寧に説明しながら、内科・リウマチ・膠原病診療を行っています。
高齢発症関節リウマチ(EORA)においても、患者様が「なぜ高齢者特有の配慮が必要なのか」、そして「どのようにして副作用を防ぎながら痛みを抑えるのか」を専門的な視点から分かりやすくお伝えし、10年、20年先まで安心して生活を楽しめる環境作りを大切にしています。
柏市・我孫子市周辺で、急な関節の痛みや、お薬の副作用にご不安をお持ちの方は、どうぞお気軽に当院の専門外来へご相談ください。
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