• 2026年3月6日

子宮頸癌ワクチン(サーバリックス🄬、シルガード9🄬)の単回投与の通常投与に対する非劣勢を示した論文

ESCUDDO試験は、標準的な2回接種に対し、HPVワクチンの1回接種が同等の保護効果を持つか(非劣性)を検証した大規模なランダム化比較試験です。

コスタリカの12〜16歳の少女約2万人を対象に、2価または9価ワクチンを1回または2回接種する群に割り当て、5年間の追跡調査が行われました。主要評価項目であるHPV16型または18型の新規持続感染において、解析の結果、いずれのワクチンにおいても1回接種は2回接種に対して非劣性であることが示されました。ワクチンの有効性は全グループで97%以上に達しており、5年間にわたり高い保護効果も維持されていました。また、重篤な副反応などの安全性に関する懸念も認められませんでした。

結論として、1回接種でも2回接種と同等の高い保護効果が得られることが示されました。この知見は、ワクチンの供給やアクセスが限られている地域における接種率の向上に大きく寄与するものであり、WHOが推奨する1回接種スケジュールを強力に支持するエビデンスとなります。

柏五味歯科内科リウマチクリニック

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