• 2026年6月9日

【柏市・歯科】冷たい水で「歯がしみる」のはなぜ?知覚過敏の意外な原因と、放置してはいけない理由:根管治療専門医が詳しく解説

しみる痛みの裏には、ストレスや歯周病のサインが隠れています

水道水が冷たくなる季節、「うがいをすると歯がキーンとしみる」「アイスを食べると痛い」とお悩みではありませんか? むし歯がないのに歯がしみる場合、その正体は「知覚過敏」かもしれません。知覚過敏は誰にでも起こりうる身近な症状ですが、放置するとむし歯や歯周病を急速に悪化させる「負の連鎖」を招く恐れがあります。今回は、知覚過敏が起こるメカニズムと正しい対処法を紐解きます。

1. なぜ「しみる」のか?知覚過敏のメカニズムと原因

健康な歯は、最も硬い「エナメル質」という鎧で覆われています。しかし、何らかの原因でこのエナメル質が剥がれたり、歯ぐきが下がったりすると、その内側にある「象牙質」が露出してしまいます。象牙質には無数の細い管(象牙細管)が通っており、冷たいものなどの刺激が直接「歯の神経(歯髄)」に伝わることで、瞬間的な激しい痛みを感じるのです。 エナメル質が失われる主な原因には、以下のようなものがあります。

  • ストレスによる歯ぎしり・食いしばり:過度な力が歯にかかり、エナメル質に細かいヒビが入ってしまいます。
  • 誤ったブラッシング:力を入れてゴシゴシ磨きすぎることで、歯の表面が削れてしまいます。
  • 歯周病による歯ぐきの退縮:プラーク(細菌の塊)によって歯ぐきが痩せ、本来守られているはずの歯の根元が露出してしまいます。

2. 痛いからと「磨かない」のが最大のリスク

知覚過敏の最も恐ろしい点は、痛みを避けるために「しみる部分の歯磨きがおろそかになってしまうこと」です。歯ブラシを当てないことでプラークが溜まり、結果として本当のむし歯や歯周病を引き起こしてしまうという悪循環に陥ります。痛みを和らげつつも、正しいブラッシングで細菌をしっかり除去することが非常に重要です。

3. 知覚過敏は自然に治る?最後の手段とは

実は、知覚過敏は一生続くわけではありません。原因となるむし歯や歯周病がない場合、歯の神経自体が刺激を遮断しようと修復する力を発揮し、長期間(1〜3年)かけて自然に痛みが治まることがよくあります。 当院では、痛みを早く和らげるために「お薬の塗布」を行ったり、削れた部分をコーティングしたりする治療が可能です。どうしても痛みが我慢できない場合の「最後の手段」として神経を抜く(抜髄)こともありますが、神経を失った歯は栄養が届かず脆くなり、寿命が縮んでしまうため、極端なケースに限られます。

まずは「むし歯なのか、知覚過敏なのか」を正確に診断することが第一歩です。歯の痛みを感じたら、柏・我孫子エリアの「かかりつけ歯科」で早めにチェックを受けましょう。

柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、歯科と内科の専門医が連携し、ストレスや全身の緊張が「歯ぎしり」を引き起こし、それがどのように歯の寿命を削るのか、「体の仕組み」を丁寧に紐解きます。私たちは、柏・我孫子エリアの皆様が、知覚過敏の痛みを我慢することなく、大切な歯の神経を守りながら一生おいしく食事ができるよう全力でサポートいたします。

柏歯科医師会広報委員会

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