- 2026年4月28日
足の指が曲がってきた…それ、関節リウマチのサインかもしれません:足趾変形と手術治療についてわかりやすく解説。柏・我孫子リウマチ専門医
「足の指がだんだん曲がってきた」
「靴に当たって痛い」
「歩くと前足部がつらい」
このような症状がある方は、関節リウマチによる足の変形が進んでいる可能性があります。
関節リウマチは手だけでなく、足にも非常に多く症状が出る病気です。
特に足の指(足趾)の変形は、日常生活に大きな影響を与えます。
今回は、足趾変形の原因・進行・手術治療の考え方について患者さん向けにわかりやすく解説します。
■ なぜリウマチで足の指が変形するのか?
関節リウマチでは、関節に炎症が起こり続けることで、
- 靱帯がゆるむ
- 骨が削れる(骨びらん)
- 関節の位置がずれる
といった変化が起こります。その結果、足では以下のような変形が起こります。

■ よくある足の変形
- 外反母趾(親指が外に曲がる)
- 槌趾(つちゆび:指が曲がる)
- MTP関節の脱臼(付け根が外れる)
これにより、
- タコ・ウオノメ
- 靴が合わない
- 歩行時の痛み
このような症状が出てきます。
■ 放置するとどうなる?
初期は「違和感」程度でも、進行すると
- 歩くたびに痛い
- 長時間歩けない
- 靴選びが困難になる
といった状態になります。
さらに進むと、

重要なのは「早めに対応すれば進行を抑えられる」ことです。
■ 手術はどんなときに考えるの?
まず大前提として、いきなり手術になることはありません。
基本は
- 薬物治療(炎症を抑える)
- インソール・靴調整
- 生活指導
でコントロールします。
■ 手術を考えるタイミング
以下のような場合に検討されます:
- 強い痛みが続く
- 靴が履けない
- 変形が進行している
- 保存療法で改善しない
■ 手術で何をするの?
手術の目的はシンプルです。「痛みを減らし、歩ける足に戻すこと」
具体的には
- ずれた関節を整える
- 曲がった指をまっすぐにする
- 痛みの原因部分を取り除く
などが行われます。

■ 手術後はどうなる?
手術後は
- リハビリ
- 徐々に歩行再開
- 靴の調整
を行いながら回復していきます。

■ 期待できる効果
- 痛みの軽減
- 歩きやすさの改善
- 靴が履けるようになる
※見た目の改善もありますが、一番の目的は機能改善です。
■ 手術の前にとても大切なこと
実は手術以上に大切なのがリウマチの炎症をしっかり抑えることです。
炎症が強いままだと
- 再び変形が進む
- 手術の効果が落ちる
可能性があります。
■ どこに相談すればいい?
足の変形は
- 整形外科(足の専門医)
- リウマチ専門医
の連携がとても重要です。
■ 当院でできること
柏五味歯科内科リウマチクリニックでは
- リウマチ専門医による評価
- 炎症のコントロール
- 手術が必要な場合の適切な紹介
を行っています。
「このままで大丈夫かな?」という段階でも大丈夫です。
■ まとめ
✔ リウマチでは足の変形が起こりやすい
✔ 放置すると歩行に影響が出る
✔ まずは薬と保存療法が基本
✔ 必要に応じて手術で改善できる
✔ 早期対応が最も重要
■ 最後に
足の変形は「仕方ないもの」ではありません。
適切な治療で、進行を止めたり改善することが可能です。
柏市・我孫子市周辺で
- 足の指の変形が気になる
- リウマチが心配
- 歩くと足が痛い
という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
今回の内容を医学的に詳しく解説した記事は下記へどうぞ
関節リウマチ患者のワクチンスケジュールは下記へどうぞ
関節リウマチ患者さんにおけるJAK阻害薬についての解説は下記へどうぞ
関節リウマチ患者さんにおける生物製剤に対する解説記事はこちらへどうぞ
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