• 2026年5月28日

【歯科・内科連携】命に関わる「誤嚥性肺炎」の影に歯周病あり:口腔ケアが全身を守る理由と最新の予防法【柏・我孫子】

日本人の死因上位である「肺炎」ですが、その中でも70歳以上の高齢者がかかる肺炎の約70%以上を占めているのが誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)です。歯周病が大いに関係しています。

歯周病は、プラーク(歯垢)の中に潜む歯周病原細菌によって引き起こされます。プラークは単なる食べカスではなく細菌の塊であり、1mg中には約10億個もの細菌が存在します。特に酸素を嫌う「嫌気性菌(けんきせいきん)」は、歯周ポケットの奥深くで増殖し、バイオフィルムという強固な膜を作ります。近年の研究では、誤嚥性肺炎の患者の肺から、これら歯周病の原因菌が多く検出されることが分かっており、お口の衛生状態が悪く歯周病が進行している人ほど、肺炎を発症するリスクが劇的に高まることが明らかになっています。

高齢になると、喉の周りの筋力が低下し、飲み込む力(嚥下反射)や、誤って入ったものを吐き出す力(咳反射)が弱まります。そのため、睡眠中に少量の唾液が肺に入り込む「不顕性誤嚥」でも肺炎を引き起こしやすくなります。予防には、日々の徹底した口腔ケアが欠かせません。歯ブラシだけではお口の汚れの約60%しか落とせないため、歯間ブラシやデンタルフロスを併用し、細菌の温床となる「舌苔(ぜったい)」を舌ブラシで掃除することも重要です。

柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、歯科と内科が一つになった強みを活かし、単なるお口の清掃に留まらない診療を行っています。肺炎予防には、ワクチンの接種(内科的アプローチ)と、お口の中の菌を減らすプロフェッショナルケア(歯科的アプローチ)の両輪が不可欠です。

「お口は全身の入り口」です。歯周病を適切に治療し、喉の筋肉を鍛えるトレーニング(あいうべ体操など)を取り入れることで、肺炎という命の危険から自分自身を守ることができます。柏・我孫子エリアの皆様が、いつまでも美味しく安全に食事を楽しめるよう、私たちは「体の仕組み」に基づいた統合的なサポートを提供いたします。

柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、歯科と内科が密接に連携し、お口の健康から全身の肺炎リスクを低減する「医科歯科統合診療」を実践しています。

「なぜ歯を磨くことが肺炎予防になるのか」という体の仕組みを丁寧にご説明し、歯科衛生士による専門的なクリーニングと、内科医による全身管理を同時に提供できるのが当院の大きな特徴です。

柏市・我孫子市周辺で、ご自身やご家族の「飲み込み」の不安や、長引くお口のトラブルをお持ちの方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。皆様の「食べる喜び」と「健康な未来」を、専門医チームが全力で支えさせていただきます。

※誤嚥性肺炎を防ぐには、お口のケアだけでなく「ワクチンによる免疫」も大切です。最新の肺炎球菌ワクチンの選び方はこちら。

※リウマチ薬の副作用で「口内炎」ができると、お口のケアが難しくなり肺炎リスクも上がります。お薬と副作用の正しい知識。

※持病がある方の感染症対策は、正しいワクチンの知識から始まります。総合内科専門医が解説する、安全な予防接種のルール。

柏五味歯科内科リウマチクリニック

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