- 2026年6月1日
【柏市・食育】子どもの「五感」と「咀嚼力」を育む:乳幼児から学齢期までの正しい食べ方ガイド
お口の成長に合わせた「食べる練習」が一生の健康を作ります
「一生おいしく、安全に食事を楽しむ」ための土台は、乳幼児期から学齢期にかけての「食べ方・味わい方」の習得にかかっています,。身体の成長とともに、歯や口の機能も刻々と発達していくため、そのステージに合わせた適切な支援が重要です。
1. 赤ちゃんのお口は「高感度センサー」
生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳を吸う動作をすでにお腹の中で身につけています。生後4か月頃になると、何でもなめたりしゃぶったりし始めますが、これはお口を「センサー」として使い、様々な物の感覚を養っている大切なプロセスです。この時期に豊かな感覚を育むことが、その後のスムーズな離乳食への移行に繋がります。
2. 発達段階別・離乳食の進め方のポイント
柏市歯科医師会では、お口の動きと歯の生え方に合わせた調理形態が推奨されています。
- 5〜6か月頃(舌でつぶせる固さ):1日1回1さじから始め、生活リズムを整えます。
- 9〜11か月頃(歯ぐきでつぶせる固さ):歯が生え始める時期です。手づかみ食べを通じて「自分で食べる楽しみ」と「一口の量」を経験させます,。
- 12〜18か月頃(歯ぐきで噛める固さ):バナナやお芋など、適度な固さのものを与えます。手からスプーンなどの食具へ発達し、味・歯ごたえ・香りを五感で覚える時期です。
3. 学齢期:大人の歯への生え変わりと「噛む習慣」
小学校から中学校にかけては、乳歯から永久歯への生え変わり時期です。この時期は食べ物の固さや大きさに注意しつつ、大人の歯が揃う中学生に向けては、意識的に「固い食べ物」を取り入れ、しっかり噛んで味わう習慣を身につけさせることが大切です。
4. 「共食(きょうしょく)」が育む豊かな心
機能の訓練と同じくらい大切なのが、「家族で食卓を囲む楽しい時間」です。決まった時間に家族で楽しく食べる経験は、味覚だけでなく心も豊かに育みます。
もし「上手に飲み込めない」「食べ方に不安がある」という場合は、歯科医院で相談することで、安全でおいしく食べるための専門的なアドバイスを受けることができます。








一般社団法人 柏歯科医師会
柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、歯科と内科が連携し、乳幼児期の「センサー」の育成から高齢期の「咀嚼・嚥下機能」の維持まで、一貫したサポートを行っています。私たちは「体の仕組み」を丁寧に紐解くことで、柏・我孫子エリアの皆様が世代を超えて「食べる喜び」を共有できる健康な未来を共に創り出します。
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