• 2026年6月19日

【柏我孫子市・アレルギー科】花粉症・ダニアレルギーを根本から治す「舌下免疫療法(SLIT)」:期間や副作用、体質改善の仕組みを専門医が解説

薬を飲み続ける毎日からの卒業?免疫を味方につける新しいアレルギー治療

毎年やってくるスギ花粉症の辛い鼻水や目のかゆみ、あるいは一年中続くダニ(ハウスダスト)によるアレルギー性鼻炎。「薬を飲めば一時的に症状は治まるけれど、一生飲み続けなければいけないのだろうか…」とお悩みではありませんか?近年、ただお薬で症状を抑え込むのではなく、アレルギーの原因物質に体を少しずつ慣らしていくことで根本的な体質改善を目指す「舌下免疫療法(SLIT:スリット)」が普及しています。舌下免疫療法が効く「体の仕組み」と、治療を成功させるための重要ポイントをアレルギー・総合内科専門医が解説します。

1. 舌下免疫療法(SLIT)とは?注射の治療との違い

アレルゲン免疫療法は、アレルギー性鼻炎の長期にわたる「臨床的寛解(お薬がなくても症状が出ない状態)」を期待できる唯一の治療法です。従来は皮下に注射をする「皮下免疫療法(SCIT)」が行われていましたが、痛みを伴う頻回な通院が必要であり、まれにアナフィラキシーショックなどの強い全身性副反応が起こるリスクがありました。そこで、より安全で患者様の負担が少ない方法として登場したのが、アレルギーの原因物質(治療抗原)を含むお薬を「舌の下(口腔底)」に含んで粘膜から吸収させる舌下免疫療法です。

2. 治療の対象となる方と、治療を控えるべき方

現在の日本では、スギ花粉とダニを原因とするアレルギー性鼻炎に対して、保険適用でこの治療を受けることができます。一般的なアレルギーの飲み薬や点鼻薬では症状が十分にコントロールできない方や、将来的に薬を減らしたい、根本的に治したいと希望する方に非常に適しています。 一方で、免疫の仕組みに直接働きかける治療であるため、重症の気管支喘息を合併している方、特定の血圧の薬(β遮断薬)を飲んでいる方、あるいは治療を開始する時点で妊娠している方は、安全のために治療を控える必要があります。

3. 使用するお薬と、治療成功の鍵となる「3〜5年」

スギ花粉症には「シダキュア®(またはシダトレン®)」、ダニアレルギーには「ミティキュア®」や「アシテア®」といった専用のお薬を使用します。治療は毎日ご自宅でお薬を舌の下に含んでいただきますが、成功するためにはお薬を少しずつ増やす「増量期」を経た後、決められた維持量を「3〜5年」という長期間にわたって継続する必要があります。

4. 副作用で「途中でやめない」ための二人三脚

舌下免疫療法は注射に比べて重篤な全身の副作用は少ないものの、治療開始から1〜2ヵ月間は、口の中の腫れやかゆみといった「軽度の局所反応」が高確率で発生します。ここで不安になり、自己判断で途中でやめてしまう(脱落する)患者さんが多いのが実情です。 アレルギーを克服するには、ご自身の免疫が少しずつ原因物質を「敵ではない」と学習し、慣れていくための時間が必要です。そのため、治療前の十分な説明と、通院時の定期的な管理・サポート体制が治療継続(アドヒアランスの維持)には不可欠なのです。

■ 受診をご希望の方へ

当院では舌下免疫療法を行っております。

👉 【医科】(舌下免疫療法)WEB予約はこちらhttps://melmo-app.com/clinic/673d5e08785f0f0030870bdb/reservation?method=visit

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柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、総合内科・アレルギー診療の視点から、アレルギー反応が起きるメカニズムや、舌下免疫療法によって免疫がどのように寛容(慣れ)を獲得していくのか、「体の仕組み」を丁寧に紐解きながら治療を進めていきます。私たちは、柏・我孫子エリアの皆様が、長期間にわたる治療への不安や初期の副作用を一人で抱え込むことなく、花粉やダニに悩まされない快適で健やかな生活を手に入れられるよう、最後まで二人三脚で全力サポートいたします。

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