- 2026年6月25日
【柏我孫子市・予防接種】1歳になったらすぐ!「水痘(みずぼうそう)ワクチン」定期接種のスケジュールと免疫の仕組み
「自然にかかる」のは危険?熱性けいれんや重症化を防ぐ、2回のワクチンによる確実なバリア
「みずぼうそうは子どものうちにかかって免疫をつけた方が良いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、水痘(みずぼうそう)は単なる軽い皮膚の病気ではなく、熱性けいれんや肺炎、時には脳炎などの重い合併症を引き起こす危険性がある感染症です。現在は安全なワクチンによって、自然感染の苦痛やリスクを負うことなく確実に免疫をつけることができます。今回は、厚生労働省の指針に基づき、水痘ワクチンの効果とお子様を守るための正しい定期接種のスケジュール、そしてワクチンの「体の仕組み」について柏我孫子の総合内科専門医が解説します。
1. 非常に強い感染力と水痘の「体の仕組み」
水痘は「水痘帯状疱疹ウイルス」が原因で起こる感染症です。このウイルスは空気感染、飛沫感染、接触感染とあらゆる経路で広がるため、非常に強い感染力を持っています。感染から約2週間の潜伏期間を経て、発熱とともに赤い発疹(紅斑)が現れ、水ぶくれ(水疱)、膿疱、かさぶたと次々に進行していくのが特徴です。発症の90%以上が9歳以下の子どもですが、熱性痙攣や気管支炎、肺炎などを合併することがあります。また、免疫のない大人が感染すると重症化リスクが非常に高くなるという恐ろしい体の仕組みを持っています。
2. 2回のワクチン接種で得られる確実な免疫
水痘ワクチンは、ウイルスに対する免疫(抗体)を安全に獲得させるための「乾燥弱毒生水痘ワクチン」です。1回の接種で重症の水痘をほぼ100%予防することができ、さらに2回接種することで軽症の水痘も含めて確実な発症予防が期待できます。自然感染によるつらい症状や合併症のリスクを負うことなく、安全にウイルスの顔を免疫細胞に「記憶」させることが最大のメリットです。
3. 定期接種のタイミングは「1歳から3歳になる前まで」
水痘ワクチンの定期接種は、生後12ヶ月(1歳の誕生日の前日)から36ヶ月(3歳の誕生日の前日)までのお子様が無料で受けられる対象となっています。 標準的なスケジュールとしては、1歳になったらできるだけ早く(生後12〜15ヶ月の間に)1回目を接種します。そして、免疫をより強固なものにするために、1回目から半年〜1年(6〜12ヶ月)あけて2回目を接種します。なお、すでに水痘にかかったことがあるお子様は免疫を獲得しているため、定期接種の対象外となります。
4. 生ワクチンが「打てない人」を家族で守る
水痘ワクチンは生きたウイルスを弱毒化した「生ワクチン」であるため、妊娠している方や、リウマチ・膠原病などの治療で免疫抑制剤を使用している方は接種することができません。これらの「ワクチンが打てない上に重症化しやすいご家族」を家庭内で守るためにも、お子様が定期接種の期間内に確実に免疫をつけておくことが、ウイルスを家庭に持ち込まないための最強のバリア(集団免疫)となります。
柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、総合内科専門医の視点から、ウイルスがどのように体に影響を与え、ワクチンがどのようにして安全に免疫を育てるのかという**「体の仕組み」を丁寧に紐解きながら**解明し、お子様とご家族に最適な予防接種のスケジュールをご提案します。私たちは、柏・我孫子エリアの皆様が、感染症の合併症への不安から解放され、ご家族揃って安心で健やかな毎日を楽しめるよう、全力でサポートいたします。









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