• 2026年6月15日

【柏我孫子市・歯科】「雨の日」や「台風」で歯が痛むのはなぜ?気圧の変化(低気圧)が引き起こす歯痛のメカニズムを根管治療専門医が丁寧に解説

歯の中の空洞が悲鳴を上げる?飛行機や登山で起こる「航空性歯痛」の正体

「雨が降る前や台風が近づいてくると、むし歯がうずく」「飛行機に乗ったら急に歯が激しく痛んだ」という経験はありませんか?一見すると関係ないように思える「お天気」と「歯の痛み」ですが、実はそこには「気圧」という明確な原因が存在します。気圧の変化が歯に与える驚きのメカニズムについて柏・我孫子市在住の根管治療専門医が丁寧に解説します。

1. 気圧が下がると起こる「膨張」の仕組み

私たちの体は、普段から空気の重さ(気圧)によって押されています。山に登ったり、台風などの低気圧が近づいたりすると、この外からの気圧が下がります。例えば、富士山の山頂に未開封のペットボトルやお菓子の袋を持っていくと、パンパンに膨れ上がるのを見たことがあるかもしれません。これは、外の気圧が下がったことで、容器の中の空気が外に向かって膨張しようとするために起こる現象です。

2. 歯の中の空洞(歯髄腔)が圧迫される

実は、歯の中にも神経や血管が入っている「歯髄腔」という小さな空洞があります。普段、この空洞の中の圧力は平地の気圧と同じに保たれています。しかし、飛行機に乗ったり、天気が崩れて低気圧が接近したりして外の気圧が急激に下がると、ペットボトルと同じように、歯の中の圧力も外に向かって膨張しようとします。この内側からの圧力が、敏感な神経を強く圧迫し、激しい痛みを引き起こすのです。

3. むし歯放置の危険性と「航空歯痛」

とくにむし歯を放置して歯に大きな穴(空洞)ができていると、気圧の変化による影響をダイレクトに受けてしまいます。飛行機に乗った際の急激な気圧変化によって強烈な歯の痛みに襲われる現象は「航空歯痛(こうくうしつう)」と呼ばれています。せっかくの旅行や出張が、激痛によって台無しになってしまうケースも少なくありません。

4. 上の奥歯の痛みは「上顎洞」の膨張が原因かも?

歯そのものにむし歯がなくても痛むことがあります。鼻の横から上の奥歯のすぐ上にある「上顎洞(じょうがくどう)」という空洞の空気が気圧低下によって膨張し、その刺激が神経の錯覚を引き起こして「上の奥歯が痛い」「以前治療した歯が痛い」と感じてしまう(関連痛)ケースもあるのです。

5. お出かけ前の「定期検診」が最強の予防策

気圧のちょっとした変化は、私たちが想像する以上に体にダイレクトな影響を与えます。雨の日に歯がうずく方、あるいは飛行機に乗る予定や登山の予定がある方は、お出かけ先で激痛に襲われないよう、事前のむし歯治療や定期検診で歯のコンディションを整えておくことが非常に大切です。

柏歯科医師会

柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、歯科と内科の専門医が連携し、一見すると関係のない「お天気(気圧)」と「歯の痛み」が、お口の中の神経や上顎洞の空洞とどのように結びついているのか、「体の仕組み」を丁寧に紐解きながら的確に診断・治療を行います。私たちは、柏・我孫子エリアの皆様が、急な気圧の変化や旅行先での思わぬ激痛に悩まされることなく、いつでも安心して快適な毎日を送れるよう全力でサポートいたします。

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柏五味歯科内科リウマチクリニック

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