• 2026年6月12日

【柏市・歯科】赤ちゃんの歯磨きはいつから?生え始めのトラブル(白いふくらみ・早すぎる歯)と正しいケア:根管治療専門医が解説

初めての歯磨きは「生える前」の準備から。お口の成長に合わせたステップアップ術

初めての育児では、「赤ちゃんの歯磨きはいつから始めればいいの?」「お口の中に変な白いふくらみがある!」など、お口周りの疑問や不安が尽きないものです。赤ちゃんの健やかな成長に伴うお口の変化と、無理なく進める時期別の正しいオーラルケアについて柏我孫子の根管治療専門医が解説します。

1. 赤ちゃんのお口の不思議と「生え始め」のサイン

「うちの子、舌が大きすぎる気がする…」と心配される親御さんがいますが、実はこれは正常な状態です。生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんのお乳(母乳)を上手に吸えるよう、お口が浅く、舌が歯ぐきからはみ出すくらい大きく作られています。 個人差はありますが、生後6ヶ月前後になると下の前歯から徐々に生え始めます。この時期になると、お口の中全体も深く長くなり、舌は歯ぐきの内側にすっぽり収まって、いよいよ離乳食などを「噛む」ための準備が整っていきます。

2. 気になるお口のトラブル「上皮真珠」と「あわてんぼうの歯」

生え始めの時期には、親御さんを驚かせるいくつかの現象が起こることがあります。

  • 歯ぐきの白いふくらみ(上皮真珠):歯ぐきに真珠のような白くて固いふくらみができることがあります。これは「上皮真珠」と呼ばれるもので、発育が進むと自然に消えていくため、そのまま放っておいて大丈夫です。
  • 出生直後〜生後1ヶ月以内の歯:ごくまれに、生まれてすぐや生後1ヶ月以内に「あわてんぼうの歯」が生えてくることがあります。早すぎる歯は、授乳時にお母さんの胸を傷つけたり、赤ちゃん自身の舌を傷つけたりして、お乳が飲みづらくなる原因になるため、気になる場合は早めに歯科医にご相談ください。

3. 時期別:プロが教える「歯磨きデビュー」のステップ

歯磨きは、いきなり歯ブラシを口に入れるのではなく、段階を踏んで慣れさせることが成功の秘訣です。

  • 歯が生える前(準備期):まずは親御さんの綺麗な指をお口に入れ、歯ぐきを優しくなでてあげましょう。抵抗がなくなったら、ガーゼで歯ぐきを拭く練習を始めます。
  • 歯が生え始めたら:1本でも生えたら歯磨きスタートの合図です。夜寝る前の習慣にしましょう。歯が少ないうちはガーゼや専用のお手入れティッシュで汚れを拭き取ります。上下8本くらい生え揃ってきたら、いよいよ子供用歯ブラシの出番です。
  • 1歳を過ぎたら:歯磨きの習慣づけとして、まずは自分で歯ブラシを持たせて磨かせます。その後、大人が膝の上に寝かせて「仕上げ磨き」をしてあげましょう。

4. 楽しく続けるためのポイント

ブクブクうがいが上手にできない赤ちゃんには、歯磨き粉はつけずに磨くのがお勧めです。1日1回は、ブラシの毛先がしっかり歯に当たっているか確認しながら念入りに磨きましょう。また、1歳6ヶ月以降になれば「フッ素ジェル」を取り入れることで、むし歯予防の効果がさらに高まります。 歯磨き嫌いにさせないためにも、機嫌のいい時間帯を見つけ、歌を歌ったりしながら楽しい雰囲気で行うことが大切です。

柏歯科医師会広報委員会

柏五味歯科内科リウマチクリニックでは、歯科と総合内科専門医が連携し、赤ちゃんのお口の成長が、その後の呼吸や嚥下(飲み込み)、全身の発育にどのように繋がっていくのか、「体の仕組み」を丁寧に紐解きながら小児期の予防歯科に取り組んでいます。私たちは、柏・我孫子エリアの皆様が、育児の不安を解消し、お子様の大切な歯をむし歯から守り抜くための力強いサポーターとして全力でお手伝いいたします。

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